FF10の世界の登場する「アルベド族」に関しての考察や登場人物をまとめています。
スピラという世界では
迫害を受け、砂漠を流浪し、機械を捨てない少数派の民族として描かれているアルベド族ですが、
これらは何か由来やモチーフがあるのではないのか?
と推察しました。
また以下の考察には実際の民族などを実例で挙げますが
宗教的観点、及び人種の優劣を語るものはありません
あくまでも1個人のアルベド族に対する考察だと考えてくださいm(_ _)m
アルベド族のモチーフや由来は?
まずアルベド族をゲーム内で位置すると、明らかに迫害を受けている少数民族であり
砂漠を流浪しながら独自の言語と文化で生活していることが分かります。
スピラの民の大多数はエボン教に属しており、スピラの信仰は基本的にエボンの教えが絶対なのです。
しかし、アルベド族はそんなエボンの教えには属せず、真っ向からエボンの教えに反対するような行動や生活を維持しています。
少数派の民族であり、迫害を受けているという部分や、砂漠というものがシルクロードを思わせる事から
アルベド族は古代のユダヤ人に少し似ている部分があります。
また、アルベド族はおそらく無神論者ですが、迫害を受けるというキーワードだけを考えれば、原始キリスト教(これもユダヤと言われていますが)にも似ています。
結論的に言ってしまえば、
エボン教が機械を使う事を恐れていたのは再度スピラという世界が崩壊を招く危険性とシンに対する人々への嘘が発覚するという恐怖心に他ならないのです。(この対立構造は少し原始キリスト教時代のローマ帝国とキリスト教の関係性に似ている)
念の為にもう一度書いておきますがここでは宗教論を語っているのではなく、アルベド族という存在を考察しているだけですm(_ _)m
アルベド族の登場人物
ゲーム内でアルベド族として登場する人物を紹介します。
【ファイナルファンタジーX】
シド:アルベド族の族長
リュック:シドの娘のアルベド族
アニキ:リュックと同じくアルベド族
リン:「旅行公司」のオーナーでアルベド族
ユウナの母:シドの妹でアルベド族
ニーダ:アルベド族のブリッツボール選手
ビリガン:雷平原に避雷針を建てた人物で故人のアルベド族
リーナ:ブリッツボールの選手で女性のアルベド族
ロップ:ミヘン街道の宿屋の受付兼、ブリッツボール選手のアルベド族
【 ファイナルファンタジーX-2】
リュック、アニキ:引き続き登場する。カモメ団所属
ギップル:アルベド族マキナ派のリーダー。
シド:飛空艇での観光業を始めた。族長
シンラ君:カモメ団所属の子供。情報担当で天才少年という設定
ダチ:カモメ団の飛空艇操縦士。アニキの幼馴染
ナーダラ:ビーカネル砂漠の発掘キャンプのリーダー
ベンゾ:ビーカネル砂漠の発掘キャンプにいる子供
リン:10と同じく「旅行公司」のオーナーとして登場