FF10及びFF7との世界の繋がりについて

1

FF10の世界では本編の1000年前には既に機械文明で栄えたベベルという国と、召喚士エボンが統治するザナルカンドが戦争をするという歴史があります。

その後1000年に渡って繰り返されたスピラの維持には幻光虫と呼ばれる生命エネルギーに1種が重要な設定として登場します。幻光虫は召喚士が召喚を行う際に必要なエネルギーの1つですが、

実はFF7に登場する「星の生命」と呼ばれたライフストリームというエネルギーと同義の物であるという事を野島さんがFF10-2アルティマニアで語っています。

そこでまことしやかに言われているのがFF10とFF7の世界の繋がりについてです。

正確にはFF10でティーダを失ったスピラでもう1度スフィアハンターとして活動したユウナの仲間であるシンラ君という天才少年が関わっています。

この記事ではこの2つの作品の繋がりについて情報を整理してみました。

スポンサーリンク

FF7のライフストリームは幻光虫と同じ性質である

まず1つ目の繋がりですが、どちらも作品において非常に重要な要素となる

幻光虫とライフストリームの存在についてです。

3

幻光虫とは前述の通り、スピラにおいて召喚士が「夢」と結合させて召喚を用いるのに使用されているエネルギーです。また、幻光虫は生命エネルギーそのものなので、特定の物質とは言えません。

ある種の霊的なエネルギーの事を指しています。

一方、FF7におけるライフストリームとは「星の生命」と呼ばれています。

このライフストリームを科学的な技術によって利用しているのが、FF7に登場する大企業の「神羅カンパニー」であり、この神羅カンパニーの創設者が何を隠そうFF10-2の登場キャラクターである「シンラ君」なのです。

しかし、これが同じ世界というには少し語弊があります。FF10とFF7における生命エネルギーの定義が同じですが、2つの作品は”別の惑星”で起こった出来事になっています。

次は、なぜ別の惑星なのか?シンラ君は何をしたのか?を解説していきます。

シンラ君が発見したのは宇宙にあるエネルギー

FF10にはグアドサラムから異界と呼ばれる場所へ一時的に行くことが出来ます(イベントでもシナリオでも行く)

この場所はFF10の世界では”死後の世界”と定義されていますが、FF10-2ではこの場所に膨大なエネルギーが眠っている事をシンラ君が発見するのです。

スピラでは長年に渡って科学の発展をシンが阻止していたという事実がありますから、宇宙などという存在の認識はなかったですが、

スポンサーリンク

結論から言えば、異界=宇宙だと言う事です。

FF10-2の段階では子供だったシンラ君は大人になり、旅行公司でアルベド族のリンの力を借りて宇宙船を開発し、そのエネルギーがある惑星へと向かったと言われています。

これは冷静に考えるといくら大人になったとは言えどかなり大胆な行動ですねw

そもそもその先にエネルギーがあっても生命体が存在するのか?知的生命体の存在や、生きていける環境にあるのかまでは分からないと思うんですが(;・∀・)

しかしいずれにせよ、その惑星に向かったシンラ君はFF7では世界最大の企業として描かれる神羅カンパニーを創設するのです。

FF7の古代種とユウナ達は別の存在

4

FF10とFF7の世界においての歴史はおよそ2000年後と言われています。

つまりFF10の時代から約2000年後の別の惑星で起こったのがクラウドやセフィロス達の争いです。

ですから、FF10との直接的な繋がりはシンラ君という1人の人間の血が、FF7の世界において強権を振るっていた、プレジデント神羅やルーファウスなどに薄く流れているという事です。

FF7で度々語られる古代種という存在は、あくまでもFF7の惑星においてシンラ君が向かった時代

或いはさらに古い時代において存在したものですから、ユウナを含むスピラの住人の事を指しているわけではありません。

最後に歴史の繋がりを年表形式でまとめておきます。

FF10からFF7に至る歴史

FF10の本編の1000年前:ザナルカンドとベベルによる大戦が起こりシンが生まれる

FF10本編:1000年に渡る死の螺旋を断ち切り、ティーダや夢のザナルカンドは消滅。永遠のナギ節が訪れる

FF10-2:FF10から数年後、スフィアに映ったティーダらしき人物を見つけユウナがカモメ団として活動する(シンラ君の登場、及び異界にある膨大なエネルギーの発見)

FF10-2(トゥルーエンド):祈り子の力とユウナの夢によってユウナとティーダは奇跡の再開を果たす

その後:シンラ君が大人になった段階で宇宙船に乗ってエネルギー源のある惑星へ旅立つ。その後神羅カンパニーが設立

約2000年後(FF7):神羅カンパニーは世界企業となり科学の発展によってライフストリームを動力として使用すると共に、古代種の人工的な再現を試みる。クラウドやセフィロスとの争い。

あとがき

こうやって繋がりを見ていくとシンラ君は結構とんでもない事をやっちゃった人になってしまいますw

ただしFF7で言えば最後にセフィロスのメテオから星を守ったのは他ならぬライフストリーム自身のホーリーだったりもしますけど(;・∀・)

あと、この設定に関してはあくまでも野島さんのイメージであって正史には含まないということもあります。

それでもFFファンとしてはこういう繋がりがあるという事でFFの歴史観を感じれるので結構楽しいです^^;

スポンサーリンク