FF10でのAP稼ぎやレベル上げ概念とおすすめの方法について
FF10にはキャラクター固有のレベルというものが存在していません。その代りにスフィア盤というものが各キャラクターに用意しており、そこを盤上ゲームの用に埋めながら、能力やステータスをアップさせていくという特徴があります。
この時に必要なポイントがあり、それをアビリティポイント(以下AP)と呼びます。
APは平たく言えば従来の「経験値」であり、そのAPを貯めることによってスフィアのマスを埋めて行くことがFF10におけるレベル上げです。
スフィアを埋めれば埋めるほど能力値は上がりますし、スフィア盤にはある程度のカスタマイズ性があるので、自分の好きなような成長のさせ方が出来るのもFF10の面白いポイントだと言えるでしょう。
しかし、いずれにせよAPを獲得するためには雑魚モンスターを倒していく必要があります(結果的には経験値扱いなので)
今回はFF10で効率の良いAP稼ぎの方法などを紹介しておきます。
シナリオ攻略は無理にスフィア盤を埋める必要がない
FF10のストーリー部分(いわゆるメインシナリオ)をクリアしていくだけであれば、実はそれほど意識してAPを貯めて成長させる必要はないようになっています。
これは敵の「特性」や「属性」に対して、味方パーティーのキャラクターがそれぞれに得意、不得意な性能を持っているからです。
例えば、ティーダはオオカミ種族、トカゲ種族のモンスターを狙う役目、ワッカであれば空中のモンスターを狙う、「固い」の性質を持つ敵にはアーロンの特性「貫通」、物理攻撃が効きにくい敵にはルールーの黒魔法、といったようにメンバーチェンジをしながら戦えば戦闘回数が多くなくてもギリギリでは勝てるように作られています。
ユウナの召喚獣などはまさにその代表格で、ボス戦などの際に活躍することが多いです。
ですから、「効率の良いAP稼ぎ」というのは通常のプレイ範囲というよりも、どちらかと言えば「やり込み要素」に近い部分があります。
元々APを大量に効率よく稼げるようになるのは「アビリティ」が入手出来るゲームの後半からになるのです。
ですので、前半~中盤にかけてのAP稼ぎ方法としては
●得意、不得意のキャラクターをしっかりと使い分けてオーバーキルを狙う事
だと言えます。
後半以降のAP稼ぎ効率化について
さて前半から中盤あたりに関しては適材適所を駆使しつつプレイをしていればほとんどの敵には対応出来るようになっていますが、後半のボス戦あたりからは少しずつ苦戦する場面も出てきます。
そこで、APをなるべく多く稼いでいくのであれば武器の【オートアビリティ】をAP稼ぎ専用の組み合わせにすることがおすすめです。
●AP稼ぎに向いている【オートアビリティ】と改造に必要なアイテム
- 【AP2倍】・・・アイテム「ラストエリクサー×20個」:最短入手方法はナギ平原のモンスター訓練所でガガゼト山の水中モンスターを各2体以上集めた報酬として30個まとめてもらえます。
- 【AP3倍】・・・アイテム「未知への翼×50個」:神龍を倒して集める必要があります。
- 【ドライブをAPに】・・・アイテム「明日への扉×10個」:モンスター訓練所の地域制覇6箇所の報酬で99個入手出来ます。効果はオーバードライブゲージがAPに変換されるというもの。
- 【ダブルドライブ】・・・アイテム「逆転のカギ×30個」:アルベド語辞書のコンプリート報酬でリンから99個入手出来ます。
また七曜の武器の強化後には【AP2倍】が付いていることから、入手出来るのであればこちらを使用した方が威力的な面でも効率が良いことも。
上記アビリティなどを空きスロットのある武器に改造で組み合わせて付ければ、通常よりも多くのAPを獲得することが可能です。
AP稼ぎにおすすめの場所
AP稼ぎをする場合でも雑魚モンスターばかりを倒していたのでは中々効率よく稼げません。
基本的にシナリオを進めている間は「今行ける範囲で一番進んだ場所」がAP稼ぎにスポットです。
ストーリーの中でもザナルカンド遺跡などは比較的APが多い場所です。
そしてストーリーを殆ど終えてしまった場合には隠しダンジョンの「オメガ遺跡」がオススメのAP稼ぎポイント。
ここの敵は強力ですがその分獲得APは多めになっています。
またモンスター訓練所で出現するオリジナルモンスターの「ドン・トンベリ」は強敵ですがAPの量は多いです(ただし、相手をするにはHPが数万はほしいモンスター)