FF10のファンの間で長年噂になっているFF10の続きの存在。
正確に言えばFF10とFF10-2では物語が完結していないという意見が非常に多い。
その最大の理由はFF10-2のボーナスエンディングが明らかに続きを示唆する内容になっていたからだ。
この結末によってFF10-3の可能性があるという声は未だに続いている。
もちろん公式な発表などは今までにもないが、今後ある可能性をストーリーなどの観点から考えてみたいと思う。
まずは大まかなストーリーやエンディングを振り返ろう。
FF10で起きた出来事
FF10-3の可能性の前にFF10でティーダという主人公がどうなったのか?
またこの世界の設定についてもある程度は知っておくべきだろうと思う。
まず第一にティーダは「夢のザナルカンド」という召喚された世界の住人であることがFF10では描かれる。
そして行方不明であった父であるジェクトがスピラへと渡り、ユウナの父ブラスカのガードとして旅をしていたことを知る。
旅の中で、自分の存在が召喚されたものであるという事を知ったティーダだったが、父親が究極召喚として犠牲になり転生したシンを消し去るにはシンの核である「エボン=ジュ」を倒す必要があると知る。
夢のザナルカンドがエボンの夢によって創造された世界だとは知りつつも、自ら父親を止めスピラを救う決意をしたティーダはエボンを倒した後に消え去ってしまう。
通常のエンディングではどこかの海で泳いでいくティーダが映されてクレジットとなるが、「永遠のナギ節」によってティーダ生存の可能性を知ったユウナはスフィアハンターとして世界を再び旅することになる。
FF10-2の出来事
永遠のナギ節から2年経ったある日、リュックが持ってきたスフィアに写っていたのはどこか牢屋のような所に映っているティーダらしき男の姿だった。
大召喚士にはなったものの抜け殻のような生活をビサイドで送っていたユウナだったが、僅かな可能性にかけてスフィアの場所を探しにリュック、そして新たな仲間であるパインと共にカモメ団として世界中を飛び回る。
FF10-2の場合はマルチエンディング方式になっているので、クリア率を100%にしなければティーダ復活ルートはない。ちなみにスフィアに映った男の姿はティーダではなく1000年前のザナルカンドの住人であるシューインである。
こういったマルチエンディングのゲームでは基本的に完全なエンディングが用意されている(いわゆるトゥルーエンド)
そこでは復活したティーダと再会するユウナの姿があった。
ティーダが言うには、スピラの祈り子達が夢としてティーダを復活させてくれたという事だった。
しかし、物語はこれだけでは終わらない。
FF10-2.5とボイスドラマで語られたその後
FF10-2HDリマスターの特典には小説とボイスドラマが存在している。
その中ではユウナとティーダはすれ違いとなる上に、ティーダは爆弾によって再び亡くなってしまうのである。(なんという無情)
亡くなってしまったティーダはユウナが召喚によって復活させるのだが、「ティーダ自身が召喚されたという自覚を持つと消滅してしまう」というとんでも理論が生成される。
さらに、マカラーニャの森では幻光虫が大量に具現化を始めていき、なんとシンまでもが復活してしまうのだ。
そもそもシンはFF10でティーダ自身が犠牲になってその根幹であるエボン=ジュを倒した事で決着が付いている筈だった。
しかし、多くの原因は語られないままシンは復活するし、新キャラなども登場している。
「わたし、シンを倒します」(2回目)
こんなセリフも意味深だが何より重いのは
『To be continued』という言葉だ。
FF10の物語はハッキリと終わっていないことが明言されたようなものなのだから…
ただし、スクエニも新作を多く手がけていることからFF10-3が完全にゲームとして発売されるかどうかはわからない。小説などの形で補完される可能性も充分にあるだろう。
PS4の高画質でFF10
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)
FF10-3が発売されるかどうかは不明ではあるがシリーズ屈指の人気を誇るFF10はPS4の高画質にも対応されたリマスター版が発売されている。
PS4からPS2までの画質比較になります。
これだけ高画質になったティーダやユウナを大画面でプレイするのは格別だと思う。
PS4もどんどん価格が安くなっているのと、FF7リメイクも発売される見込みなので、この機会にPS4を購入してみるのもアリかもしれない。
小説のショッキングな内容やティーダとユウナの冷めた関係で批判が多くなるのは当然だし、擁護側も結果的に二人の関係は良くなったとみる人がいるのも分かる。
でも、そもそもX-2でも小説でもそうだけど、性格設定とかにブレが大きく違和感がぬぐえないのが一番痛い。小説では2年の空白があって青さが目立つって時点でXの時のティーダの性格を歪んでとらえていると思う。引っ張ることもできて人の気持ちに共感でき、それでいて気持ちのままに突っ走る良さが全部消えてしまっていることが一番のマイナス点であると思う。
X-2の方はユウナの芯の強さ、ぶれない頑固さが全く感じられず、成長という名のもとに純粋さまで取り上げられて見てられない。リュックはそこまで変わらなかったのでリュックしか見れません。
丁寧さが求められる場面で、ただ描きたいように描いてしまった感がありありと見えるのが続編否定に拍車をかけていると思います。
まあ10-2は10とはライターが違うからな
10-2が気に入らなかったライターが小説版で陰鬱な展開にしたのだろう
そもそも10-2からして俺は認められねえや
哀しくも余韻の残る最高の出来だった10を、腐った商業主義で続編なんぞ作ってぶち壊しやがってよ
ティーダ復活もありえねえわ
ティーダが消えるからこそ10は傑作なのによお