FF10の魅力を分かりやすくまとめてみた
初版の初代PS2から500万本以上、国内でもダブルミリオンを達成するなど
FFシリーズでも根強い人気で知られるFF10の魅力とは?
2001年の段階では…
FFのキャラクターが喋ることなんて考えられなかった
ましてやこんな美しいグラフィックを体験出来るなんで思ってもいなかった
泣けるゲームなんて都市伝説だと思ってた
こんな様々な要素が詰まったFF10の魅力について分かりやすくまとめてみようと思います。
今見ても魅力的な女性キャラ
ヒロインのユウナを始め、ルール-、リュック、の3人はFFシリーズでも屈指の美女軍団。
しかもそれぞれキチンと属性を持っている。
具体的に言うと…
- ユウナ=ヒロインでありプレイヤーの恋人目線。
- ルールー=セクシーなお姉さん。お色気担当。
- リュック=妹属性。萌えキャラじゃないのに萌え要素がある。
言うなれば女性キャラの三段活用がキチンと出来ている。
こうなるとキャラのエコひいきが起こらない。どんな嗜好のニーズにもちゃんと対応しているという事だ。
泣きたい時、泣ける
FF10といえばシリーズ屈指の泣けるシナリオとしても名高い。
数々の伏線と、交錯していく登場人物の相関図や世界観は圧倒的にシリーズでも上位だと言える。
キャラクターそれぞれが自分自身の役目を持っており、その役目を全うするために犠牲にするもの。
それが「愛」だったり、「自分自身の存在」だったり、「世界の存在」だったり、守りたいものの為に自分自身で既存のレールを外れる選択が繰り返されるストーリーは、プレイヤーからすると「なんで?」「どうして??」の連続になっている。
そんなキャラクターの姿を見て、大体中盤頃になると「あっ…これって」と何かに気づける事だろう。
そして最後には「だから言ったじゃん!!!(号泣)」に至るのだ。
ストーリーだけではなく節々に用意されているムービーイベントは美しい上にBGMも最高だ。
数えるのも大変なくらい多い名言の数々は人生観を揺さぶりかねない。
廃人もウェルカム
これまでのFF(1~9)で採用されていたレベルという概念から、スフィア盤(いわゆるマス埋め方式)が新たに採用されたことによって、キャラクターの性能が大幅に引き上げられるようになった。
これまでもFF7などのインターナショナル版にはラスボスを凌ぐ強敵が登場していたが、FF10の裏ボスはこれまでのシリーズを遥かに凌ぐ強さに設定されている。
ステータスを含めて、いわゆる最強状態を目指すには相当な時間が必要であると同時に、敵モンスターのレベルも格段に上昇している。
難易度という意味でも大幅に上がっていることから、1つのゲームをどこまでも追及したいタイプのゲーマーも納得の出来だ。
隠し要素も含めてFF10は相当な時間を遊べるRPGだと言えるだろう。
アーロンおじさんがカッコいい
FFシリーズでも屈指の人気を誇るおじさんキャラクター「アーロン」
巷ではアーロンさんなどと呼ばれているが、このアーロンさんこそFF10の象徴のような存在である。
主人公のティーダとユウナには既に両親が居ない。
この2人の成長を見守り、導く存在こそがアーロンさんなのだ。
いわば物語の語り手であり、この人なくしてはティーダやユウナの成長は無かったと言っても過言ではない。
世界観が深すぎるほど深い
FF10を全クリすると初めて気付かされる世界観の深さ。
漫画でも映画でももちろんゲームでもストーリーが面白いと感じる為には世界観の綿密な設計が欠かせない。
FF10の世界設定には裏テーマというか、考えさせられる深いものがある。
感じ方は人それぞれだが、”ゲーム内の過去の出来事や現在の世界の成り立ち”が少なからず現実とリンクしているからだ。
基本的にシナリオは勝手に進んでいくが、そこでふと疑問が浮かんだり懐古的な考えが現れる。
単純に”世界を救ってハッピーエンドではない”ところにFF10の魅力が集約されていると言えるだろう。