FF10のHDリマスター版で追加された要素と、オマケ映像の「永遠のナギ節」について
2013年からVITA/PS3/PS4と3ハードでHDリマスター版を発売しているFF10。
じつはオリジナルバージョンとは少し内容も変わっており、追加要素が含まれています。
さらにオマケ映像としてスピラが救われた後を少し描いた「永遠のナギ節」という映像も収録されています。
この記事ではこれらの追加要素について解説していきます。
FF10HDの追加要素
●音声に関して
FF10のHDリマスター版は大前提としてインターナショナル版を元に制作されています。
PS2版のインターナショナル版では全編英語ボイスだったのに対してHDリマスター版では全て日本語で再生出来るんです。
キャラクターボイスを含めて全編が日本語再生される画質の向上したFF10インターナショナル版という言い方が正解でしょうか?w
●楽曲のアレンジ
FF10のオリジナルから約3分の2にあたる60曲をリマスターやアレンジして使用しています。オリジナルを手がけたサウンドディレクターの再集結などもあり、音楽も一層美しくなったのもHDリマスターならではのポイントです。
●スフィア盤の追加
FF10のHDリマスターではスフィア盤に「通常」と「上級」の2種類に別れています。
キャラクターの元々の個性をそのまま配置したスフィア盤が「通常」
キャラクターの育成に関して自由度の高いのが「上級」です。
クリアスフィアなどでやり込む場合は最終的なパラメータに変化はありませんが、通常がスフィア穴空きx775に対して上級は空き×720となっています。
育成の自由度が増えたところもポイントです。
●ダーク召喚獣バトルとデア・リヒター
無印のFF10には登場しなかった強力なモンスターである「ダーク召喚獣」とその全てを倒して初めて挑めるデア・リヒターの追加。
これらの強敵には既存のFF概念であったHP9999を超える育成が必要なため、やり込み要素として人気のある部分です。ただし存在を知らずに道を塞がれてトラウマになることもww
●全体的なゲームバランスの調整
FF10無印ではたとえばミニゲーム「とれとれチョコボ」などに裏ワザが存在しましたが、こういった不具合的な部分は修正されています。しかしそれを含めてゲームに全体的なバランスの調整がかけられており、ミニゲーム、サブイベント、敵のパラメータ、追加アビリティなど細かく微調整されています。
あと1番大きく違うと感じるのはロード時間の長さかもしれませんね(;・∀・)特にPS4版では一切のストレスを感じることがありません。
永遠のナギ節について
永遠のナギ節とはFF10のインターナショナル版に収録されていたFF10-2の約1ヶ月前のスピラを描いた映像作品の事です。
ユウナによってシンが完全に消え去ったスピラで生活しているメインキャラクターのその後を描いた作品であり、FF10-2への伏線にもなっています。
ナレーションはユウナが行なっており、ティーダへの思いを語ったり海に潜る練習をしてみたりと平和な様子が伺えますが、そこにリュックが現れてキマリが見つけたスフィアの映像を見ることになります。
そのスフィアに映っていた人物が牢屋に入れられたようなティーダに似た人物だった事からユウナはスフィアハンターとしてカモメ団に入る事を決意するという流れです。
HDリマスター版ではこの映像作品も当然HD化されており、ボイスもきちんと日本語になっています。
消えてしまったティーダへの思いや新しい旅立ちを決意するユウナが見れるFF10と10-2の間を描いているのでファンであればしっかりと見ておきたいです。時間も20分程度なので、見るのに疲れるということはないでしょう^^;
よくわかりました。