FF10は初代ハードがPS2、その後PS3yaVITA、PS4に対応したHDリマスターとして再販が繰り返されているFFシリーズでも屈指の人気作品です。
初代のPS2でプレイしていた時でも
「画質ヤバイwww」
っと喜んでいた人がほとんどだった記憶があるんですけど、やはりHDリマスターされてからは、よりキャラクターの線が滑らかになっていると思います。
そこで今回は各ハードどこの画質を比べながら、各ハードの感想などを書いてみようと思います。
初代PS2のFF10
これは海外バージョンのFF10ですが、やはり全体的に”線”が粗い印象を受けますね。
ティーダの輪郭がボヤっとしている部分や地面の妙な滑らかさがHD画質ではなかった頃のFFを思い出します。
当時はこんなザラザラな感じでもPS2でここまでやるスクエニは凄すぎる!っという声が過半数を占めていましたね。よくよく振り返れば初代の発売って2001年なんですよ。
なんと15年前にはこの領域でゲームを作っていたということですwこれってよくよく考えるとめちゃくちゃ凄いんですよね(;・∀・)
PS3とVITAのHDリマスター版
FF10/リマスターの第一弾として発表されたのがPS3/VITAによるHDリマスター版です。
基本的にHDリマスターっていうのはどういった事を指すのかというと
解像度がSDの規格で作成された映像をHD化して作りなおす事を指します。
SDの規格というのはピクセル(解像度)で表すと640×480ピクセルです。
これがどのくらいかというとPS3の大体半分くらい、PS4と比べれば3分の1くらいの解像度しかなかった訳です。
ただし、HDリマスターっていうのは単に解像度を上げるだけではなくてそれに対応するような3Dモデリングも再構築する必要があるらしいんですよね。
個人的にはリマスターされたティーダや他のキャラクターの顔や表情には全く違和感はなかったですし、むしろ綺麗になって感動したんですけど、PS2に思い入れのある人はそのモデリングの変化によって少し顔が変わったキャラクター達の表情などに違和感を覚えた人も多いようです。
因みにPS3とVITAの解像度は性能から言えば”ほぼ同じ”です。画面の大小に合わせたHD化をしているだけになります。
この画像は”同じ大きさ”で画質を比較した場合の比較画像です。
PSVITAは画面が小さいですのでそれを引き延ばすと元々大きいPS3よりは荒くなるというのが分かります。
HD版を初めてプレイしたのはVITAでしたが、手元で遊んでいる分にはPS3となんら遜色のない仕上がりでした。
ムービーも非常に綺麗でしたし、文句なしの出来だったと思います^^;
PS4版HDリマスター
PS3との大きさ違いは単なるHD化ではなくフルHDと呼ばれるマスタリングをしているところ。
背景を見ると分かりやすいのですが、地面の細部などの表現は圧倒的にPS4が強いんですね。
PS4はHDMIを標準装備しておりモンスターや一部のNPCキャラのテクスチャをさらに高精細化させてPS4に見合った画質を実現しています。
とにかく細かいところまで拘って精細化したものがPS4版のFF10HDリマスターです。
VITAやPS3のムービーでも充分に綺麗に感じましたが、PS4版のムービーに至ってはPS4専用ソフトとほとんど変わらないクオリティを実現しています。
15年で進化を遂げた名作
2001年のPS2版発売から15年が経ち、その間にPSというハードも2から3、そして4までが発売されるようになりました。
元々ゲームとしての出来は文句のない仕上がりのFF10でしたが、HDリマスターでは音楽のアレンジやデア・リヒターの追加など、ただリマスターしたというだけではない所が魅力的だと思います。
流石にここまでリマスターで発売されてしまうと7のようなフルリメイクは見られないかもしれませんが、それでもFF史上でもかなりクオリティの高い作品であることに変わりはないですね^^
PS4版ソフト↓
PS3版ソフト↓
現在PS4も価格が値下がりして3万円を出せば購入できるようになりました。
さらにPS4版のFF10/10-2リマスター版がセット販売されています。
画質については上で解説したようにとんでもなく高画質。
もう一度プレイしたいゲームとしてFF10はかなり人気があるので既プレイした方も是非。
最近はプレイステーションのPSプラス加入者にダウンロード版の半額キャンペーンもよく見ます。
半年に一度くらいの頻度でセールされるイメージなので、加入者の方はチェックしてみてください。