FF10の祈り子の正体や夢のザナルカンドで見る子供、召喚獣の正体について
FF10のストーリーで頻繁に登場する「祈り子(様)」
各地の寺院にて召喚士に召喚獣を与える役割をする彼らは一体どのような経緯で祈り子となったのか?
またティーダの夢に登場した「子供姿の祈り子」や祈り子が教える「召喚獣」の正体とは?
この記事では「祈り子」や「召喚獣」に関して考察しています。
(あくまでも設定に基づいた個人的な解釈ですのでご了承下さい)
スピラの寺院で待つ「祈り子」について
スピラの寺院にて召喚士を待っている祈り子とは1000年前のザナルカンドの統治者であった召喚士エボンの秘術によって肉体から魂だけを切り離し、像の中に眠らせたものです。
宗教的な意味(エボン教)で言えば神様が宿る像のような扱いですが、実際には元々人間であったもの達の魂だということです。
この祈り子の役目は召喚という儀式に必要な「夢」を提供するというもので、召喚士はその夢と幻光虫を結合させることによって召喚獣を具現化しています。
祈り子達は像に束縛されてはいるものの、夢には干渉出来るので、「夢のザナルカンド」で住人となって生活を楽しんでいる者もいるのです。
基本的にスピラには無関心であったものの、「夢のザナルカンド」の住人であったジェクトがシンになったことによって「夢のザナルカンド」を終わらせることを目的にティーダ達に協力してくれるようになります。
●祈り子⇒魂が像に眠った存在
ティーダの夢に登場した子供
前述の通り、祈り子は夢のザナルカンドに干渉することが出来る存在なので、ティーダの世界にも祈り子達は存在していたという訳です。
子供の姿という理由までは不明ですが、祈り子である彼はティーダに「夢のザナルカンド」という概念やスピラで起きている真実を教える為にティーダに接触したものと思われます。
祈り子の子供は正確にティーダに対して
「ザナルカンド(スピラの)は滅びるしか無かった」事と
「祈り子になったんだ。召喚するためにさ」という事実を告げます。
●夢の子供⇒祈り子の1人
召喚獣の正体
スピラで召喚士が行う召喚術は前述した通り、
祈り子の「夢」と幻光虫の結合によって実態を現します。
姿、形が異なるのはそれぞれの祈り子の「夢」の形が違うことからだと思われますが、「夢のザナルカンド」に関してはエボン=ジュが召喚している存在ですので1つの姿を保っています。
ちなみに補足すると幻光虫とは、名前は虫ですが、生き物ではなく生命エネルギーの塊の様な存在です。
さらにこの幻光虫はFF7に登場するライフストリーム(星の命)とも関係があるという説もあります。
●召喚獣⇒祈り子の見る「夢」と幻光虫が召喚士によって結合し具現化した存在
ティーダが最後に消えるのはエボン=ジュの消滅によって彼の夢であった「ザナルカンド」が消え去ったことが原因です。
祈り子や召喚獣のまとめ
祈り子は1000年前の戦争時にエボンによって眠らされた魂であり、召喚を具現化する為に必要な「夢」を提供している存在です。
そして召喚獣はその「夢」と生命エネルギーが具現化したもの。
大きな分類で言えば「ティーダ」や「ジェクト」を含めた「夢のザナルカンド」は全て召喚された存在だということになります。