FF10のティーダはシリーズで1番可哀想な上に不憫!?

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FFシリーズで最も同情される主人公がFF10のティーダ。

ユウナと相思相愛になるなど、シリーズでも屈指のヒロインを射止めているのに何故ティーダが可哀想だと言われているのか?

それはFF10だけにはととどまらずFF10-2などにも言えることである。

シナリオの犠牲になったと言うべきか、それとも幸せな結末を迎えることは出来るのか?

とにかくティーダの可哀想な部分を紹介していこう。

※この記事はff7のネタバレを含みますので注意してください。

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FF史上最も哀しい運命の主人公

FFシリーズではある程度の犠牲は出るものの基本的に主人公はハッピーエンドを迎える事が多かった。

シナリオ的に悲惨なFF7のクラウド(目の前で恋人を殺される)や記憶すらないFF6のティナ(操られていた上に召喚獣と人間のハーフ)だったりとシナリオの途中段階で”哀しい過去”の多い主人公は少なくない。

しかしティーダの場合はそもそもが消滅へと歩かされている事からまず可哀想だ。

しかも、行方不明だった父親は自分の知らない世界で怪物になってその世界を壊しまくっている。

その世界を救うには父親を倒さなければいけない。こんな酷い仕打ちを受けるのはティーダくらいのものだ。

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成就しない恋

FF10の名イベントと言えばマカラーニャの森でキスをするユウナとティーダだが、そもそもここも大きな伏線になっているのではないか?

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この段階ではまだティーダは自分自身が召喚された存在だという事を知らない。

だから1人で犠牲になろうとするユウナに辞めちゃおうと提案するし、ユウナも出来ないと分かっててそれに答える。

その後ユウナレスカによって真実を知らされると、自分の父親が何故シンになってしまったのかを知ってしまう。

いずれにせよ、スピラを救うには好きな女性(ユウナ)の命を懸けて、さらに父親を自ら止めなければいけない。

しかし実際にティーダが選択するのはユウナを生かすこととシンを永久に葬ることだった。

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自分自身が召喚されている存在だと知った後も、ティーダは自分自身が消えると分かっていながら好きな人と別れ、父親を倒し、自らも消えるという三重苦を背負わされる。

可哀想…としか言葉が出てこない。

FF10-2ではフリに使われるティーダ

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FF10の続編であるFF10-2ではマルチエンディングが採用されているため、コンプリートクリアをするとティーダの復活エンディングを見られる。

しかし…

「スピラの祈り子にもいいところがあるんだなー」

「ユウナがやっとティーダに会えた!!!」

などと喜ぶのは大間違いだ。

復活したティーダが目にしたユウナは性格がすっかり変わってしまっているし、

さらに言えば若干冷たい発言をされたりもする。ちょっと突き放される。

もっとも最大の悲劇はせっかく復活したのに爆弾が爆発してティーダの首がふっ飛ぶというオチ

完全に死亡である。

ティーダはこんなに酷い仕打ちを受ける必要があるのだろうか?

その後、ユウナが再度召喚をしてティーダは再び復活を果たすが

ティーダが自分自身を召喚されていると自覚すると再び死ぬ事が判明する。

もはや絶望しか残っていないティーダ。

さらに何故かティーダはユウナから浮気まで疑われる(そもそも消えてたのにそんなことあり得ない筈だが…)

その後ユウナは「好きな人が出来た」と言ってティーダから離れてしまうのだ。

もちろんこれはティーダ自身が召喚されているという自覚を持ってしまうと死んでしまうという事実を知ったユウナが考えた決断かもしれないけれど、ティーダに事実は伝えられない以上はやはり近くに居られない。

そしてスピラでは再びシンまでもが幻光虫によって復活するところでFF10-2は真のエンディングを迎える。

犠牲ルートしか残らなかったティーダ

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父親がシンであった事実然り、好きな女性が命をかならず落とす召喚士だったりとティーダは何処を見ても幸せになれる要素が全く無い。設定上はなから犠牲になるしかないような存在なのだ。

唯一の希望があるとすればFF10-2の真のエンディングを見る限り、スピラでの物語はまだ終わっていないという事。

かすかな希望ではあるが、ティーダにいつか幸せが訪れる事を願ってやまない。

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